ショパンバラード難易度10段階評価-難易度順ランキングもシェア | ショパンを弾くには?曲の難易度、曲目解説、ピアノの弾き方を解説



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ショパンバラード難易度10段階評価-難易度順ランキングもシェア

ショパンバラード難易度10段階評価-難易度順ランキングもシェア
ショパンバラード難易度を10段階評価及び難易度順ランキングを発表します。

1(易)⇒10(難)です。

どの曲も非常に難関で、初心者が手を付けられる曲は無いといって過言ではありません。

ある程度別の曲で練習し、中級以上のレベルになったら手をつけるのが無難です。

中でも3番が比較的演奏しやすいですのでまずは3番から取り組むと良いでしょう。

なおバラードの練習方法について解説した動画がありますので是非ご覧ください。

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ショパンバラード難易度10段階評価

バラード第1番OP.23 難易度9

難しい理由
(1)技術的な要求
バラード第1番は、高度な技術を要求する作品です。特に、左手の難解な音型や、右手の複雑なフレーズがあります。これらの技術的な要求に対応するためには、高い演奏技術が必要です。

(2)表現力の幅広さ
バラード第1番は、幅広い表現力が求められる作品です。情緒豊かな旋律や、繊細な音色の変化が多く含まれており、これらを的確に表現することが難しいとされています。

(3)構造の複雑さ
バラード第1番は、複雑な楽曲構造を持っています。繊細な音楽的な展開や、テーマの変化、モチーフの再現などが含まれており、これらを把握し、効果的に演奏することが難しいとされています。

(4)感情の表現
バラード第1番は、情緒豊かな楽曲であり、さまざまな感情の表現が求められます。そのため、演奏者は自身の感情を音楽に込めることが求められますが、そのバランスを取るのは容易ではありません。
練習のコツ
(1)楽譜の理解
まず、楽譜をじっくりと読み込んで、曲の構造やメロディーライン、リズムパターンを理解しましょう。セクションごとに分けて練習すると効果的です。

(2)テクニックの習得
バラード第1番には、様々なテクニックが要求されます。特に、左手のアルペジオやオクターブ、右手の六度、華麗なフレーズなどに焦点を当てて、それぞれのテクニックを習得しましょう。

(3)音楽的な表現
楽曲の表現力を高めるために、音楽的な表現にも注力しましょう。感情豊かな演奏を目指し、音色やフォルティッシモ、ピアニッシモなどのダイナミクスを使い分けることで、曲の魅力を引き出します。

(4)スローテンポでの練習
曲の難所やパッセージは、スローテンポで練習すると効果的です。テクニックを丁寧に確認しながら、正確な音程やリズムを確保しましょう。

(5)分析と解釈
曲の構造や音楽的な意図を理解するために、バラード第1番の分析を行いましょう。また、自分なりの解釈を見つけるために、曲の背景や作者の意図についても調査してみると良いでしょう。

以下の練習法動画を参考にしてみてください。

■パート1


■パート12


■パート3

バラード第2番OP.38 難易度9

難しい理由
(1)テクニカルな要素
バラード第2番は、高度なピアノ技術を要求する作品です。特に、左手のアルペジオやオクターブ、右手の複雑なフレーズなど、テクニカルな要素が多く含まれています。

(2)表現力の幅広さ
バラード第2番は、幅広い表現力が求められる作品です。情緒豊かな旋律や、繊細な音色の変化が多く含まれており、これらを的確に表現することが難しいとされています。

(3)構造の複雑さ
バラード第2番は、複雑な楽曲構造を持っています。繊細な音楽的な展開や、中間部になって登場するテーマの変化、モチーフの再現などが含まれており、これらを把握し、効果的に演奏することが難しいとされています。

(4)音楽的な解釈の難しさ
バラード第2番は、多彩な感情を表現する必要があります。そのため、演奏者は曲の様々な情景や感情を理解し、それを音楽的に表現するための解釈力が求められます。

(5)技術と表現のバランス
バラード第2番を演奏するには、高度な技術と表現力のバランスが重要です。テクニカルな難所を克服しながら、感情豊かな演奏を実現することが難しいとされています。
練習のコツ
(1)表現力の向上
長閑な雰囲気の主題と劇的な中間部の対比構造になっていますが、 曲の美しい旋律や感情豊かな表現を実現するために、音楽的な表現力を向上させることが重要です。楽譜の指示や音楽の意図を理解し、自分なりの解釈を見つける努力をしましょう。

(2)スローテンポでの練習
中間部で出てくるような 難所やテクニカルなパッセージは、スローテンポで丁寧に練習することが効果的です。正確な音程やリズムを確保しながら、技術を向上させていきましょう。

(3)音楽的な繋がりの意識
曲全体を通して音楽的な繋がりを意識し、フレーズ同士のつながりを考えながら演奏することが重要です。適切なフレーズのつながりを作り出すことで、曲全体の一体感を高めることができます。

以下の練習法動画を参考にしてみてください。

■パート1


■パート2


■パート13

バラード第3番OP.47 難易度8

難しい理由
(1)技術的な要求
バラード第3番は、高度なピアノ技術を要求する作品です。特に、終盤に差しかかったころ左手 を酷使するパッセージが出てきたり、右手で六度のパッセージが連続して登場するなど テクニカルな要素が多く含まれています。

(2)音楽的な解釈の難しさ
バラード第3番は、「水の精」がテーマになっていることもあり、それに見合った感情を表現する必要があります。そのため、演奏者は曲の様々な情景や感情を理解し、それを音楽的に表現するための解釈力が求められます。

(3)技術と表現のバランス
バラード第3番を演奏するには、高度な技術と表現力のバランスが重要です。テクニカルな難所を克服しながら、感情豊かな演奏を実現することが難しいとされています。
練習のコツ
(1)音楽的な表現
曲の美しい旋律や感情豊かな表現を実現するために、音楽的な表現力を向上させることが重要です。楽譜の指示や音楽の意図を理解し、自分なりの解釈をする努力をしましょう。

(2)スローテンポでの練習
終盤で出てくる 難所やテクニカルなパッセージは、スローテンポで丁寧に練習することが効果的です。正確な音程やリズムを確保しながら、技術を向上させていきましょう。

以下の練習法動画を参考にしてみてください。

■パート1


■パート2


■パート13

バラード第4番OP.52 難易度10

難しい理由
(1)技術的な要求
バラード第4番は、非常に高度なピアノ技術を要求する作品です。特に、 コーダにさしかかると右手で三度の半音階や、左手を酷使するようなパッセージが 頻発するなどテクニカルな要素が多く含まれています。

(2)表現力の幅広さ
バラード第4番は、幅広い表現力が求められる作品です。主題のような情緒豊かな旋律や、 コーダのような劇的な表現など、これらを的確に表現することが難しいとされています。

(3)構造の複雑さ
バラード第4番は、複雑な楽曲構造を持っています。繊細な音楽的な展開や、テーマの変化、モチーフの再現などが含まれており、これらを把握し、効果的に演奏することが難しいとされています。
練習のコツ
(1)楽譜の分析
楽譜をよく読み込み、曲の構造やフレーズ、リズム、ダイナミクスなどを理解しましょう。 ちなみに主題がくりかえし変装されて登場していることに気づくと演奏しやすくなります。

(2)テクニカルなパッセージの練習
バラード第4番には、テクニカルなパッセージが多く含まれています。エチュードのOP.10-10、OP.25-6、OOP.25-8、P.25-12などを事前に徹底練習しておくと演奏しやすくなります。

(3)音楽的な表現
曲の美しい旋律や感情豊かな表現を実現するために、音楽的な表現力を向上させることが重要です。楽譜の指示や音楽の意図を理解し、自分なりの解釈を見つける努力をしましょう。

(4)スローテンポでの練習
難所やテクニカルなパッセージは、スローテンポで丁寧に練習することが効果的です。正確な音程やリズムを確保しながら、スピードアップをしていきましょう。

以下の練習法動画を参考にしてみてください。

■パート1


■パート2


■パート3


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ショパンバラード難易度順ランキング

難しい曲から順番に上から並べました。

・1位:バラード第4番OP.52 難易度10
・2位:バラード第1番OP.23 難易度9
・3位:バラード第2番OP.38 難易度9
・4位:バラード第3番OP.47 難易度8

ショパンは難曲が多いので独学での練習に限界を感じたら良き先生を探してみましょう。
ピアノ教室の選び方の注意とピアノの先生の探し方のコツ4選まとめ

まとめ

バラードに関するお役立ち情報をまとめましたので是非参考にしてください。

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