ピアノ上達法-メキメキ上達するために知っておきたい練習のコツ | ショパンを弾くには?曲の難易度、曲目解説、ピアノの弾き方を解説



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ピアノ上達法-メキメキ上達するために知っておきたい練習のコツ

ピアノは弾きこなすのが難しい楽器の一つだと言われており、世界で活躍する プロのピアニストでさえ、より素晴らしい演奏、より感動的な演奏ができるように 日々切磋琢磨しているほど難しいのです。 ただ、その半面、自分の思うように自由自在にピアノが弾けるようになったとしたら、この上なく 素晴らしいことです。

そのためには、一体どんな事が必要なのかというと、正しく、かつ効率的な方法で地道に 練習をするに尽きます。 とても地味な方法で、一見遠回りに思えるかもしれませんが、実はこれが最短最速の方法なのです。

一度正しい方法をマスターしてしまえば、クラシック、ジャズ、J-POP、ゴスペル、ブルースなど いかなるジャンルの音楽であっても、通用することは間違いありません。 それでは具体的にどのような事が必要なのかについて、重要事項を包み隠さずお話ししていきます。

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指を強くする訓練-ピアノを長時間演奏し続けるために必須

ピアノを演奏していると、なかなか思うような厚みのある音が出せなかったり すぐに疲労でバテてしまう人もいるでしょう。 このように指が弱い場合は、指の訓練だけしていても効果は薄く、 筋肉組織全体を強くしなければなりません。

おおよそ一日3時間から4時間程度練習を継続していれば、筋肉組織自体は 充分に発達することが期待できますが、特に小指と薬指が弱いのであれば、 指をあまり上げずに鍵盤を押すだけの弱いタッチや、指を高い位置から落下させるような強いタッチ、さらには遅い速度から早い速度で、トリルの練習をすることをお勧めします。

また、小指と薬指は日常生活であまり利用しないことが多いため、広がりにくい性質があり、 オクターブが届きにくい人もいるかと思います。 そんな時は、練習を始める前に、数分間、熱いお湯に片手を浸して、そのまま もう一方の手で指をストレッチして指と指の間隔を広げるようにすることをお勧めします。

指番号付き楽譜もあれば無い楽譜もある現実

基礎的な教則本であれば、指番号が付いているのが当たり前とされていますが、上級に 進むにつれて、指番号がまったく書かれていない楽譜に出くわすことがあります。 そんな時は頭の中が真っ白になってしまい、途方に暮れてしまうかもしれません。

もしかしたら、作曲者自身が指番号を楽譜に付して、それに従わせようとして も、人によって手のサイズや指の長さが異なるので、万人の手に適切な指番号で あるとは限らないことを知っていて、意図的に指番号を付さなかったとも 考えらえます。

そのような場合は自分自身で発見しなければなりませんが、探すときの注意点としては 、パッセージの中でも難しいところに特に重点を置いて探し、自分が出したい 音が思ったように出せない場合は、変更をするという具合に、試行錯誤を繰り返し ながら探すことが大切です。 このようにして探し当てた指番号こそ、自分の手にマッチした最適な指番号であり、 これに従って今後弾き続ければ安心の元になります。

リピートの演奏方法-単なる繰り返しはナンセンス

曲の中には、同じパッセージを繰り返し演奏するリピートの指示が付されていることが よくあります。 例えば同じパッセージを2回繰り返して演奏するとします。 全く同じ音量、速度、ペダルの踏み具合で2回とも演奏したらどうでしょうか? きっととても味気のないつまらない演奏になってしまうでしょう。

もしかしたら、1回目はやや早いテンポで、大きな音でペダルをしっかりと使って演奏し、2回目はゆったりと したテンポで、やや弱音にして、ペダルを浅めに使って演奏してください・・・等の指示がないから、  全く同じように2回とも演奏しても仕方がないのではないかという疑問が沸くかもしれません。 言われてみればその通りです。 確かにここまで細かい指示を与えてくれれば、その指示通りに演奏するのが理想なのですが、現実は そこまで厳密に指示がないのが通常です。

そこで、どうすればよいかというと、その曲の時代背景や作曲された経緯を知ることです。 そのようなことを知れば、その曲に相応しいテンポ、音符、装飾音などの すべてを適切な表情と味わいをもって正確に表現し、 まるでその曲を自分自身が作曲したかと 思えるレベルまで努力をするようになるはずです。

また指が鍵盤に触れる前に、その曲をどのようなテンポで、どんなタッチで演奏すべきか 、抒情的な曲か、ロマンティックな曲か、神秘的な曲なのか・・・など曲想を 考えておくことも大切です。

ちなみに人間の心臓の鼓動は全く等間隔で鼓動を打っているわけでなく、微妙にズレが生じており、 そのズレがあるからこそ自然なのです。 このように考えると、1回目と2回目の演奏がまったく同じであったら不自然であるのは当然です。 音楽に息吹を吹き込むことを常に心掛けてリピートを演奏しましょう。

テンポの遅い曲で綺麗な音を出すための秘策

ピアノを演奏するからには真珠のような粒の揃った綺麗な音が出せるように なるのが理想です。 特にノクターンなどの弱音でゆったりとしたテンポで演奏しなければならない 曲に関しては特に重要なテクニックです。

ベートーベンやチャイコフスキーなどのピアノ協奏曲などの大音響系の曲に慣れてしまっている 人は、緩慢なテンポの曲を苦手としている人が多いようで、どうしても、手を高く上げて 上から打ち下ろすかのように演奏する傾向にあります。 そんな時は、手の甲にコインを置いて、それを落とさないようにして、指だけで演奏する 練習を何時間も実践すると効果的です。

とにかく大きな音を出せないパッセージは、腕に力が入らないように、指だけに神経を集中させる のが得策なのです。 もちろん拍子は正確に守ることは大切なのですが、つねに一定のテンポで演奏し続けると、機械の 自動演奏のような味気ない演奏になってしまうので、柔軟にテンポを変えるというテンポルバート奏法を使って、 時には、ペダルを使用して微妙なレガートをかけながら練習することも大切です。

メロディを歌わせるように弾くための工夫

ピアノは打楽器であり、鍵盤をたたけば音が出る仕組みになっているため、 メロディを歌わせる弾くというニュアンスの解釈が難しいかもしれません。 美しく歌わせるように弾くには、先生に教えられたからといって上達する とは限りませんし、正確に打鍵をしていればそれだけで充分であるという わけでもありません。

なぜなら、正確に打鍵することは大切であるとはいえ、正確さは演奏能力を 発展させるためのひとつの手段にすぎず美しい演奏に直結するとは 限らないからです。 そのためには、以下の6点に注意して練習をすると良いでしょう

1:自分の演奏を批判的に聴く能力を習得
自分で演奏しながら、自分の発した音を自分の耳で 確認しながら弾くと効果的です。 自分の演奏がいかにつまらない演奏なのかを実感するようになれば、はじめて 真の勉強が始まったと考えるとよいかと思います。 ちなみにテープなどを使って録音をするのもお勧めです。

2:ピアノ以外の楽器と合わせる訓練
ピアノだけを演奏していると、テンポの感覚を身に付けにくかったり、フレーズを謳わせる のに苦戦することがあります。

しかし他の楽器演奏者と一緒に演奏するとこれを克服するきっかけとなることがあります。 例えば、歌の伴奏をすれば、フレーズごとのプレスの感覚がはっきりと 掴めるようになり、メロディを歌わせる訓練になりますし、またバイオリンの伴奏をすると、音を長引かせるロングトーンの感覚が掴めるようになります。

実際に一流のピアニストの多くはピアノソロだけでなく、オーケストラ共演や 他の楽器の伴奏をするなどをしていることからもわかるとおり、非常にシナジー効果が 高いので、様々な楽器が演奏できる人達と交流することをお勧めします。

3:歌いながら弾く
実際に声を出してメロディーを歌いながら、または鼻歌を歌いながら、ピアノを弾いてみることをおすすめします。 この練習を継続することによって、どんなパッセージであっても、メロディーを意識することができるため、何らかの音楽的な表情がうまれるようになり ます。

4:アゴーギグをつける
アゴーギグとは、速度を意図的に微妙に遅くしたり早くしたりして、揺らぎを付ける演奏方法のことです。 人間の心臓の鼓動が正確に一秒足りとも狂いなく等間隔で刻んでいるわけではないのと同様、音楽も、いくら 正確に演奏することができても、機械の自動演奏のような均等なテンポで演奏すると、違和感を感じるものです。 ですので、指定された速度をそっくりそのままのテンポで演奏するのではなく、若干変動させて弾くとうまく演奏 できるようになります。

5:強弱をつける
例えば同じパッセージをリピートして繰り返し演奏する箇所があったとします。 1度目も2度目もまったく同じ音量で演奏すると、やはり不自然です。 ですので、1度目と2度目では、若干音量を変えて演奏すると、音楽的にグレードアップします。

6:人生経験を積む
音楽は、その人の人生そのものを表す鏡だと言われることがあり、人生経験が音楽に反映されるのは事実です。 喜怒哀楽をうまく表現できるようにするためには、豊富な人生経験を積んでおくことが大切です。 確かにピアノが上達したいのであれば、ピアノ一筋の人生を送ったほうが効果的だと思うかもしれませんが、人生経験が乏しくなったとしたら、逆効果です。

ですので、例えば旅をして、今まで見たこともない絶景に感動したり、出会ったことのない人と出会って刺激をうけたり、 恋愛をして胸の高鳴りを経験したり、失恋で心を痛めたり、仕事で成功して栄誉を獲得したり、様々な経験をすることによって、ピアノの音色に反映させていくのが理想です。

ケアレスミスを減らす工夫

一般に、ケアレスミスは軽率なミスのことを指した言葉ですが、重大なミスに 対しても使われることがあります。 例えば、本番の演奏中に、最後の最後のパッセージまで演奏して、「やれやれ、これで 無事に演奏会が終了する」と思った瞬間、普段ありえないような大きなミスをする家ケースです。 こういったミスをすると、トラウマになって、その曲を弾くたびに嫌な思い出が脳裏に 浮かんでくるものです。

ちなみにケアレスミスは、最初は単なるアクシデントとして生じたものに すぎなかったのに、いつの間にか自分の手に焼き付いてしまって、演奏するたびに 同じミスを繰り返すリスクがあります。 そのようなミスに出くわすと、もういちど引き直す「二度弾き」をして修正をする癖がついてしまう ことが あり、本番のステージでも、うっかりと二度弾きをしてしまうことがあります。

このような境遇に陥った場合は、まず二度弾きの癖を辞めることが大切です。そして 小さなミスがあっても弾くのを止めずに曲を通して弾くことにフォーカスするように しましょう。 結局はこれが芸術の目的に叶うことになるでしょう。

上がり症克服-人前で緊張しないで弾けるようにする工夫

練習中はうまくミスタッチをせずに弾けるのに、人前でピアノを演奏する となると緊張して手が動かなくなったり、頭の中が真っ白になって、まったく ピアノが弾けなることがあります。 その場合の対処法をまとめました。

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1:緊張する自分を責めない
緊張する自分が嫌になってしまう人はきっと多いかもしれませんが、 緊張しない人間はおそらくこの世に存在しませんし、世界で活躍するピアニストでさえ 緊張すると言っているくらいですので、緊張して当然だと割り切ったほうが無難です。

2:人前で演奏する回数を増やす
まずは身内の人で構わないので、人前で演奏することに慣れるようにしましょう。 そして回数を重ねて自信が出てきたら、演奏会やリサイタルを開いて、大勢の観客 の前で演奏することに慣れていきましょう。

3:図太い精神力を身に付ける
ミスタッチなく完璧に演奏することは理想であるのは事実ですが、私たちは 神様ではありませんので、ミスをすることはあります。 ただミスをするたびに落演奏を中断したり、落ち込んでいては、ピアノの演奏を継続するのは困難です。 ですので、たとえミスをしたとしても、ミスをしていないかのように正々堂々とふるまう 図太さが大切です。

実際、ショパンコンクールなどの老舗コンクールでさえ、ミスタッチをしても 平然とやりすごして優勝している人物はいます。 演奏において本当に大切なことは、心です。 そもそも観客は、演奏者がいつミスタッチをするだろうかとアラ探しをしにくる人はまずいませんし、 あくまでも、演奏者の奏でるフレーズに耳を傾けているわけです。 心を込めて真剣に演奏をすれば、必ず観客を感動させることができるはずです。

4:場所の移動
人間は、居心地の良い場所に長い間居座りたい願望があるので、どうしても自分の部屋であったり、行きつけの喫茶店などで過ごす傾向にあります。 ただ、これが自分の潜在能力の発揮を阻害しているのは事実です。 なぜなら、居心地のよい自宅で一時間ピアノの練習をするのと、今まで行った事のない場所で一時間練習するのとでは、一時間の密度が異なるのは明らかだからです。 特に海外移住を実践すると効果的です。

日本は、食べ物にも恵まれていますし、スリなどの被害もさほど多くないですし、戦争をしているわけでもありませんので、日本で暮らすと平和ボケしてしまうのは仕方のないことかもしれません。 だからこそ日本を飛び出して海外に出てみましょう。 氷点下の国、熱帯夜で寝付けない国、民族紛争が絶えない国、犯罪が多発する国・・・など、日本とは環境が異なる国がたくさんあります。

人間は、居心地の悪い場所でしか成長はないのです。 このように過酷な環境でピアノの練習を習慣化させたら、鬼に金棒です。 今後どんな場所で発表会があっても、緊張せずにうまく演奏できる可能性を劇的にアップさせることができるはずです。

5:自信をつける
自信をつけるには、やはり練習あるのみです。 ここまで練習した人間はこの世で自分以外いないのではないかと思えるレベルまで 練習すれば、これが自信につながります。 また仮にうまくいかなかったとしても、死ぬわけではありませんし、人生が終わるわけでも ありません。 開き直るのが一番です。

6:演奏を楽しむ
演奏の目的は、観客との感動体験を共有することにあります。 ですので、自分の演奏を聴いてくれる人がいることに感謝の念を示し、心底演奏を楽しむ 姿勢が大切です。 と考えると、失敗したらどうしよう・・・・とビクビクしながら演奏するのはナンセンスである ことがわかるはずです。

楽譜が読めるようになる方法

ピアノを弾くにあたって楽譜を読めるようになることは基本中の基本です。 慣れないうちは楽譜を読むのが苦痛かもしれませんが、出てくる記号や指示は、ほぼ 限られていますので、取り組んでみれば、怖れるに足りません。 まずは簡単な曲で構わないので自分で読めるようになる癖をつけて、すこしづつ難易度の 高い曲にチャレンジするようにしましょう。

一方、楽譜が読めなくてもピアノが弾けるのかという疑問をお持ちの方もいるかもしれませんが、 これは決して不可能ではありません。 実際、CDなどで音を聴いて、それをそのまま鍵盤を鳴らして演奏してしまう人がいるのは事実です。 ですので、どうしても楽譜が読めない場合は、この方法で乗り切ることも可能です。

シャープ、フラット使い分けのコツ

難しい曲になると、楽譜にたくさんのシャープ、フラットが付いていることがあり、一気に やる気が失せてしまう人もいるでしょう。 そんな場合は色分けをすると効果的です。 シャープ、フラットがついた音の多くが、黒鍵を使うケースですので、黒鍵の音符だけ 楽譜にマーカーで印をつけておくと、識別しやすくなります。

ピアノは片手練習から開始しよう

あこがれの曲に取り組むとなると、はやく両手で弾きたいと思うのは当然のことです。 ただ、はじめて取り組むにあたって、いきなり両手で弾きこなすのは非常に困難です。 ですので、まずは右手だけで練習し、さらに左手だけで練習し、最後に両手で合わせて練習する3ステップを経るのが妥当です。

なぜなら片手で弾けない状態では、両手で弾くことはできないからです。 じっくりと時間をかけて取り組むのように心がけましょう。

遅いテンポから開始しよう

物事は、はじめが肝心で、確実に正しい指使いでミスタッチなく弾くには、遅いテンポで 練習を開始する事が大切です。 なぜならゆっくりのテンポで弾けない状態では、高速なテンポで弾くことはできないからです。 また、自分の実力以上のテンポで、ミスがあったとしても無理をして弾く練習を継続していると、ミスをしたまま覚えてしまい、修復するのがとてつもなく困難になってしまいますので要注意です。

ピアノのテンポのばらつき防止策

ピアノを演奏するにあたり、自分で演奏していると気づかないうちに どんどんテンポが速くなったりしてばらついてしまうことがあります。 これを防止するにはメトロノームを利用するのが望ましいです。 メトロノームとは決められた速度でリズムを刻んでくれる器具で、デジタル式のものや 振り子式のものがあります。

最近は、よりコンパクトンなサイズで持ち運びに便利なデジタル式が主流となりつつ ありますが、どちらが良いかは、一度両方とも楽器店でチェックしてみるのがよいでしょう。 なお、もともとテンポの速い曲をいきなり楽譜に指示された速度でメトロノームに 合わせて弾こうとするのは無理があります。ですので、まず、遅いテンポでメトロノームに 合わせて正確に弾き、これをクリアしたら、少しづつテンポを上げていって、最終的に 目標の速度でメトロノームに合わせて弾くようにしましょう。

レガート奏法を効果的に練習するコツ

ノクターンなどの、ゆったりとしたテンポの曲は、なめらかに音を連らねたレガート奏法の 練習が大切です。 もしかするとレガート奏法をするにはペダルを踏めばなんとかなると思っている人も いるかもしれませんが、ペダルに頼って練習するのは危険です。 なぜなら、音をごまかすことに慣れてしまう恐れがあるからです。

ですので、ペダル無しで、きれいに音が連なるまで、一音一音大切にする練習を 心がけましょう。

和音を弾くコツ

複数の音を同時に弾くのが和音ですが、和音によって曲全体に重厚感が出たり、ダイナミックに 演奏する効果を出す効果が期待できます。 和音を美しく響かせるには、すべての音が均等に出ているか、耳を研ぎ澄ますことが大切です。 人間の指は、その構造上、人差し指や親指は力を出しやすい反面、小指は力を出しにくい傾向に あります。

ですので、例えば、親指と人差し指と小指を同時に使って和音を鳴らしても、音にムラが出ることが あります。 だからこそ、自分の出した音を録音するなりして、しっかりと聴き どの音がしっかりと出ていないかをチェックするようにしましょう。

ピアノで強弱の付け方

ピアノの楽譜には強弱の記号があり、ダイナミックに表現する場合は強い音が要求され、逆 繊細な表現が要求される場合は、小さい音が要求されます。 これらの強弱を自由自在に操れるようになってこそ、良い演奏ができるというものです。 特に大きい音を出す場合は、力任せに鍵盤をたたくと汚いかすれた音が出てしまうことがあるので、 注意しましょう。

指先だけでは大きくかつ綺麗な音を出すのは難しいため、腕や手首など、体全体の体重を利用して うまく音を引き出す練習をしましょう。

スタッカートの練習と弾き方のコツ

スタッカートとは、その音を短く切って歯切れよく演奏する演奏法です。 うまく演奏するには、タッチの速さがカギを握っています。 できるだけ手の甲の位置はうごかさず、指だけ上下に動かして打鍵し、鍵盤を鳴らしたら、すばやく指を鍵盤から離すようにしましょう。

ちなみに、スタッカートを弾いていると、テンポがどんどん速くなってしまう 怖れがあるので、次の打鍵までしっかりと時間を空けることを意識しながら 練習しましょう。

ピアノで高速で指を動かすコツ

難易度の高いエチュード系の曲では、たくさんの鍵盤をものすごい速度で演奏をしなければならないことが あります。 このように高速で演奏をする場合は、脱力奏法が大切です。 筋肉に力が入っていると硬直してしまって、高速に指を動かせなくなってしまい ます。

ですので、上下左右、斜めも含めて、迅速に指が動くように、手首をしなやかな状態で練習 するようにしましょう。

ピアノ左手練習のコツ

左手が動かない、左手の弾き方や練習方法がわからない悩みを持つ人は特に初心者に多く 見られます。 大半が右利きの人なので、左手を動かすことに苦労するのは当然のことなのかも しれませんが、左手だけの特別な練習方法というのは存在せず、右手と同様、訓練に よって克服できます。

とくに左手は、薬指と小指が動かしにくいため、指を独立して動かすことを 意識して練習をする必要があります。

ミスタッチをなくす方法

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一生懸命練習したにもかかわらず、いつも同じパッセージでミスタッチ してしまう経験はきっと誰にでもあるかと思います。 そんな場合は、ミスタッチする原因を分析する必要があり、以下の点を 確認してみましょう。

1:指使い まずは、指使いが正しいか確認してみましょう。 楽譜の指示に示されている指使いは、一般的に弾きやすいと想定される 指使いなのですが、手のサイズによっては、自分とマッチしていない場合が あります。 ですので、どれだけ努力してもミスタッチをするようであれば、自分が もっとも弾きやすい指使いに変更してしまっても構いません。

2:空いている手を使う 曲の種類によっては右手が音符がギッシリ詰まっている反面、左手は単純な伴奏だけで ガラガラである事があります。 もしこのような曲で、右手が忙しすぎて、どうしてもミスタッチしてしまう音がある場合、 空いている左手を使って演奏すると、ミスタッチせずにうまく弾けることがあります。

また逆のケースも同様です。 このように空いている手を使う方法もかなり有効です。

3:速度が速すぎる 自分の望む速度で演奏しようとするとミスタッチする場合は、一度速度を落として、 完璧に演奏する指の動作が安定するまでしっかりと引き込みましょう。

うまく弾けない箇所は徹底練習して時間節約

一日の時間は限られており、限られた時間制約の下で、上達を目指さなければ なりません。 そのように考えると、うまく弾ける箇所は練習しても上達は見込めず、時間の無駄に なってしまいます。

ですので、ピアノの練習をしていて、どうしてもここのパッセージだけうまく弾けない箇所が 出てきたら、その箇所だけ楽譜に印をつけておき、徹底的に練習をするようにすることが 大切です。 また、徹底的に練習をしても、なおうまく弾けない場合も考えられます。 その場合、指番号を変えればうまく弾けるようになることがあったり、テンポを 遅くすれば弾けるようになることもあります。

それでもなおうまく弾けない場合は、しばらく時間をおいてから再度チャレンジしてみると うまく弾けるようになることがあります。 ですので、決して希望を捨てないようにしましょう。

全体練習と部分練習を区別する

全体練習とは、はじめから最後まで通して練習する方法です。 これは一度引いた曲を繰り返し弾いて、忘れないようにするためであったり、演奏会やコンクールの本番前に実践すると効果的です。 特に一度弾いた曲の数が膨大な場合、全部の曲を覚えておくのは とても大変なことです。

ですので、曜日ことにスケジュール化するとよいでしょう。 例えば、30曲反復練習するのであれば、月曜から土曜まで1日5曲ずつ弾くなど、自分なりに 決めておくことをお勧めします。

一方、部分練習とは、特定のパッセージだけ徹底的に練習する方法です。これは、練習時間があまりとれない場合や、うまく弾けないパッセージだけ抜き出して、練習する場合に効果的です。 ちなみに、部分練習をしてうまく弾けるようになったとしても、全体を通して練習する癖をつけないと、始めから最後まで通して演奏しようとしても、途中でつっかえてしまうことがあります。

また、全体練習ばかりしていると、うまく弾ける箇所まで練習することになり、時間の無駄使いになることもあります。 ですので、これらの2つの練習方法をうまく併用することによって、完成度を上げる工夫をしましょう。

指の練習曲は極限まで減らす工夫が大切

多くの人は、物事に取り組むとき、1から順番に最後まで飛ばさずに 取り組む傾向にあります。 特にピアノ学習初心者は指の練習曲からスタートすることになりますが、 これについても、やはり最初から最後まで順番に弾かないと気が済まない 人も多いかと思います。

ただ、これは長い目で見ると望ましくありません。 なぜなら、練習曲に割く時間が、自分の弾きたい曲の練習時間を減らしてしまう 結果になるからです。 だからこそ最低限の練習曲だけに絞り込んで徹底的に練習することが効果的なのです。

また練習曲に取り組む際は、機械的な練習であっては意味がなく、とくに 楽譜に目が釘付けになっているようなのは問題外です。 どんな単純な練習であっても、充分な注意力を指に集中させて、どの音にも 一音一音耳を澄まして意識して弾くようにすることが大切で、頭脳は常に指とともに働くようにする のが望ましいです。 すなわち、何を練習したかではなく、いかに練習したかが重要であることを忘れては なりません。

指の練習曲の最高の作品とは自分オリジナルの練習曲を作る事

一般に指の練習曲はとても退屈であるのは周知の通りです。 最低限の基礎の練習曲をこなしたら、自分の弾きたい曲に果敢にチャレンジ して欲しいと思いますが、難易度が高い曲であれば、当然カベに当たって挫折 することがあります。

もしかすると、「やはり指の練習曲は先生の言った通り全部最初から最後までこなしておかなければ ならなかったのかもしれない」と不安になるかもしれません。 しかしそのようなことは一切不要です。 なぜなら自分オリジナルの練習曲を作ってしまえば良いからです。

もっと具体的に言うと、自分が弾きたい曲にチャレンジして、うまく弾けない箇所だけ 印をつけておき、その箇所だけ徹底的に練習をすれば良いのです。 すなわち、印が付いている箇所は、自分の弱点であり、それを徹底的に練習すれば、いずれ弱点は 解消するはずです。 これは世界に唯一無二の最高の自分オリジナル練習曲教材と言っても過言ではありません。

指の練習曲は単なる指の運動なのか?

ピアノ学習者にとって指の練習曲すなわちエチュードは誰もが取り組まなければならない課題です。 ただ練習曲という言葉を聞くと、指がよく動くようになるための練習だと 思ってしまいがちですが、これは非常にもっていない考え方です。

確かに退屈でつまらない曲もあるのは事実ですが、ショパン、ドビュッシー、リスト、ラフマニノフ、スクリャービンなど芸術性に富んだ練習曲はたくさんあります。 これらの曲は、確かに難易度は高いですが、それは表現や効果が狙われるように作曲されていることを 忘れてはなりません。

ですので、たとえメカニックで機械的な演奏になってしまいがちな練習曲であっても、 音楽的に練習する姿勢を疎かにしてはならないのです。 弾きにくい箇所があったり、難しい箇所があると、どうしても指の動きばかりに 集中してしまいがちですが、その曲が練習曲であることを忘れさせるくらいまでに、心に残る 演奏を心がけましょう。

ピアノ練習を継続させるコツ

ピアノの上達には練習を継続させることが大切であることは理解できていたとしても、 練習が辛い、飽きたなどを理由に継続できずにピアノに挫折する人が後を絶えません。 いかにしてモチベーションを上げればよいかについてお話しします。

1:サークルに参加してみる
一人でピアノに向かって練習ばかりする毎日を送っていると、飽きてしまう原因に なりかねません。 時には同じ趣味を持つ者同士でワイワイガヤガヤお話しをしたり、連弾をしたりして 交流をすると、ますますピアノに対する情熱が沸いてきます。

2:プロのリサイタルを聴きに行く
普段自分が弾いている曲を、プロが演奏すると、あまりの次元の違いに圧倒されることがあったり、 まったく別の曲に聞こえることがあります。 こうして刺激を受けることによって、再び、自分が取り組んできた曲を別の視点で解釈して演奏してみたりすると、よいでしょう。

3:レッスンを受けてみる
独学でピアノを練習してメキメキと腕を上達できるのは素晴らしいことですが、 どうしても限界を感じたのであれば、プロの先生のレッスンに参加して、演奏を 聴いてもらうとよいでしょう。 思わぬ発見があったり、上達のための貴重なアドバイスをくれる可能性もあり、今まで知らなかった曲を紹介してくれたりと、ピアノを継続する大きな力になります。

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