ピアノ選びのポイント3選-ピアノ買う前にじっくりチェックしよう! | ショパンを弾くには?曲の難易度、曲目解説、ピアノの弾き方を解説



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ピアノ選びのポイント3選-ピアノ買う前にじっくりチェックしよう!

ピアノ選びのポイント3選-ピアノ買う前にじっくりチェックしよう!
バッハ、ベートーベン、ショパン、リスト、ラフマニノフなど、偉大なピアノ音楽の作曲家たちは ピアノという楽器の表現力に挑み、プレリュード、エチュード、ソナタなど数多くの感動的な名曲を 遺してきました。

そしてピアノは1700年にクリストフォリが発明して以来、技術者の不断の努力と探求心によって大きな進化と変貌を遂げることに成功しました。

ピアノ選びは、結婚相手を選ぶのと同様、今後の人生に大きく影響を及ぼすのは紛れもない事実!

価格も高いですし、じっくりと選んで失敗を未然に防ぎたいと誰もが思うでしょう。

そこでピアノ選びをする上で注意すべき点をまとめました。

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ピアノ選びのポイント3選

1:弾き比べをする

ピアノにはアップライト、グランドピアノなど種類がいくつか存在し、しかもピアノブランドによって、 それぞれ音色やタッチが異なるのが特徴です。

どのピアノが良いかは、それぞれですので、弾き比べをして、自分自身で実際に弾いてみて、もっとも弾きやすい、そして音色が心に響いたと思えるピアノを選び抜くことが大切です。

有名なピアノブランドについて紹介します。

ヤマハYAMAHA
創業者山葉寅楠により、創業1887年、1888年合資会社山葉風琴製造所設立、1897年日本楽器製造株式会社設立、1987年ヤマハ株式会社に変更し現在に至っています。

楽器部門も含め、世界20カ国以上に現地法人、合弁会社を有する業界トップメーカーとして知られています。

駒や響板のも木工加工やアクションの調整に、高い技術が注がれ、今もなお、日進月歩で改良が進められています。
スタインウェイSTEINWAY SONS
創業者ハインリヒにより、創業1936年ゼ―ゼン、会社設立1853年ニューヨーク、1994年スタインウェイミュージカルインスツルメンツ社を設立、1997年日本でスタインウェイジャパン株式会社が設立され、現在に至っています。

ニューヨークで最高級のアパートメントに住み、3代目社長夫人の開くパーティーに クライスラー、ラフマニノフ、ホロビッツ、ガ―シュインが集まり、彼等の賛辞や推薦も相俟って 、欧州トップブランドを築き上げた歴史があります。

音の損失係数を極めて低く抑える技術が駆使され、雷鳴の如く大音量から、小鳥のさえずりほどの小音量まで幅広い表現と豊かな音色を生み出すことに成功しました。
カワイKAWAI
創業者河合小市により、1927年河合楽器研究所設立、1929年河合楽器製作所に改名、1935年 合名会社に改組、1951年株式会社河合楽器製作所に改組し現在に至っています。

材料、設計、加工のほかテクニシャン育成も重視し、海外技術研修制度により精鋭たちが 日々最高の音響開発に精進しています。
ベーゼンドルファーBOSENDORFER
創業者イグナツベーゼンドルファーにより、1828年ウィーンで創業し、現在に至っています。

とてつもなくパワフルな演奏で、一晩に一台のピアノでは耐えきれないと言われる 鍵盤の魔術師フランツリストの演奏会に耐え抜いたことにより、抜きんでたピアノメーカーとして その名前を世界中に轟かすに至った歴史があります。

これほどまでに耐久性の高い仕上がりを実現させたのも、全季節の気候を経験し、その条件を満たす ピアノ制作に取り組んだ技術史達の努力があったからだと言われています。
べヒシュタインBECHSTEIN
創業者カール・フリードリ・べヒシュタインにより、1853年ベルリンで創業しました。

多くのヴィルトゥオーゾの演奏家と親交が深かったべヒシュタインは、リスト、ドビュッシーなどの一流の演奏家達の信頼を勝ち取って、各王国御用達の一大ブランドへと発展したことで知られています。

解像度の高さにこだわりを持ち、独自の音を残しつつ、大ホールでのピアノ協奏曲にも対応するレベルまで に仕上げたと言われています。
ディアパソン
創業者大橋幡岩により、小野ピアノに始まり、河合楽器製作所が浜松商事株式会社からの 営業権譲渡を受け、株式会社ディアパソンを設立し、現在に至っています。

べヒシュタインのような堅牢な造りが基本を成していて、和製べヒシュタインと謳われる名器となった過去が あります。
ブリュートナー
創業者ブリュートナーにより、ライプツィヒで創業を開始し、現在に至っています。

メンデルスゾーンが開校したライプツィヒ音楽院に世界中から学生が集まり、シューマンに ブリュートナーのピアノを使ってのレッスンが好評で、これをきっかけに世界中に知られるきっかけと なりました。
プレイエルPLEYEL
創業者イグナツプレイエルにより、1807年パリで創業をしました。

ハイドンに師事し多数の作品を作曲したイグナツプレイエル自身がピアノ開発者となったことが 大きな特徴です。

ふくらみのある音響、明るい音色の旋律など、独自の音の伝統を、様々な 工夫で継承しています。
アポロAPOLLO
創業者石川隆己より、1948年に創業し、東洋ピアノ製造株式会社を設立し現在に至っています。 日本楽器と河合楽器で修行をした石川隆己が設計、制作、指導にあたっており、鍵盤も 譜面台も熟練の技術者が丁寧に携わっています。

2:アフターサービスの有無をチェック

ピアノを購入した後、定期的な調律等のメンテナンスが必要になりますので、 どこまでアフターサービスが充実しているかを事前にチェックしましょう。

特に信頼できる大手の楽器店で相談をするのが妥当です。

3:予算を考える

一般に、ピアノは高額なものが多いです。

世界のコンクールで使うような一流のピアノであれば、高いものだと数千万に及ぶもの もあります。

もちろん予算が間に合うのであれば購入しても結構ですが、そうでない場合は、中古を 選ぶのも一つです。

ただ、一見新品に見えても、鍵盤の音が狂っていたり、すでにかなりの耐用年数を経ている可能性もあります。

ですので購入前に、じっくりと販売店と相談をするようにしましょう。

またレンタルで済ますのも一つの方法です。

この場合は、レンタル料を支払えば済み、しかもやめようと思えれば、すぐにレンタルをストップ することもできる柔軟性が魅力です。

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まとめ

以上がピアノ選びのポイント3選でした。

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