ショパンエチュード【ブーニン版】レビュー | ショパンを弾くには?曲の難易度、曲目解説、ピアノの弾き方を解説



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ショパンエチュード【ブーニン版】レビュー

EMIミュージック・ジャパンからリリースされた 「ショパン:24のエチュード集」のレビューです。

ショパンコンクール第11回で圧倒的な成績で優勝したブーニンですが、 コンクール当時の内容がNHKで放映されていました。

このころはアクロバティックな演奏で、やりすぎなのではと思えるような 印象すらうけました。

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今回の録音はブーニンが円熟期に入ってからの録音ということもあり 従来のようなアクロバティックな演奏ではなく、むしろ随分と大人しくなったなー という印象をうけます。

とくに音質の美しさやアゴ-ギグの聞かせ方は天下一品で ポリーニですら敵わないのではないかというレベルです。

最も気に入った演奏はOP.10-10です。

鳥肌が立つほどの美しい名演奏で、驚嘆させられました。

一方OP.10-12の革命については、コンクール当時の荒々しく凄惨な演奏の方が良かったように 思います。

この録音の革命はかなりテンポが遅く、あまり凄みを感じる演奏ではありませんでした。

どうやら荒々しい曲は昔の頃の演奏の方が良く、ゆったりとした曲に関しては 円熟期に入ってからの演奏の方が良いという印象です。

一歩一歩ブーニン独自の演奏スタイルを確立し、巨匠への道に 近づいている証拠なのかもしれません。
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