舟歌、幻想曲、子守歌曲目解説【動画付き】 | ショパンを弾くには?曲の難易度、曲目解説、ピアノの弾き方を解説



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舟歌、幻想曲、子守歌曲目解説【動画付き】

ショパンの曲の中でも単独の曲として重要視されている曲が、舟歌、幻想曲、子守歌の 3曲です。

ショパンコンクールでも頻繁に演奏されていますし、一般のコンサートでも、CD録音にも 取り上げられる傑作です。



いずれもショパンが円熟期の作品としうこともあり、人によっては最高傑作として 高い評価を下す人もいます。

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舟歌OP.60


ショパンの晩年の作品でゴンドラを連想させるかのような左手の伴奏を ベースとして、美しい右手の主旋律が演奏されます。

舟歌というタイトルは、メンデルスゾーンの無言歌集の中にも存在し、 この無言歌集がショパンの舟歌の作曲に大きな影響をあたえている ことは間違いありません。

全体的に静寂感が漂っていて、エネルギーの減退すら感じ取れます。

演奏技術面については、3度や6度という難技巧が要求されるため、初心者には非常に厳しい内容と なっています。

曲終盤で主題が再現する部分がありますが、左手がオクターブの奏法になっているため 難易度が上昇します。

この曲をショパンの最高傑作であると評価する人は非常に多いです。

ショパンマニアは是非とも舟歌が演奏できるようになるまで練習を継続して みてください。

幻想曲 OP.49


ショパンの円熟期の作品で、同時期にはポロネーズOP.44、プレリュードOP.45などの 傑作といわれる曲が作曲されています。

葬送行進曲風の重苦しい出だしで曲がスタートします。

3連符のパッセージとフェルマータの指示が何度か繰り返された後、 テンポをアップさせつつ、別の主題に突入します。

そして間奏曲風のゆったりとした主題が開始され、再び 荒々しく3連符のパッセージで高音部に上り詰めて、 最後は中間部の断片を回想するかの如く曲が終了します。

この曲は、やや繰り返しが多いという感じがしますが、 最高傑作のうちのひとつとして数えられています。

子守歌 OP.57


もともと変奏曲というタイトルで出版される予定だったようですが、 途中で子守歌とタイトルを修正して出版されたようです。

主旋律が15回ほど変奏を繰り返すという単純な形式になっていますが、 その演奏技法は非常に多彩であり、聴くものを魅了してやみません。

様々なタイプのエチュードが組み合わさって子守歌一曲に集約されたという 感じがします。

ですのでエチュードで事前に技巧を習得しておかないと、 なかなかこの曲を演奏するのは厳しいかもしれません。

あまり知られていない曲かもしれませんが、隠れた名作で あることは間違いありません。