食べものを扱ったピアノ名曲ベスト3 | ショパンを弾くには?曲の難易度、曲目解説、ピアノの弾き方を解説



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食べものを扱ったピアノ名曲ベスト3

食べることは、このようなすべての生物にとって根源的な関心事です。 音楽家の中には食通とよばれる人もおり、ロッシーニがその典型で、 実際にロッシーニ風ステーキ、フォアグラロッシーニなどの料理名が世界中に 浸透してまうのには驚かされます。 それはさておき、食をテーマとした名曲が残っているのは事実です。

1:チャイコフスキー「くるみ割り人情」



3大バレエ音楽の一つとして数えられ、ロシアのペテルブルクで初演された名曲です。 これはドイツの作家であるホフマンの「くるみ割り人形とねずみの王様」 を題材としたもので、クリスマスの夜に見た少女クララはお菓子の国に連れられた夢を見ており、。 その内容が描写されています。 具体的には、チョコレートの精によるスペインの踊り、コーヒーの精によるアラビアの踊り、 アーモンド菓子の羊飼いによるあし笛の踊り、こんぺい糖の精によるパ・ド・ドゥなど、お菓子 だらけの国を表現した曲が登場します。

どの曲も幻想的で美しく、しかも個性的で、他に類を見ないような面白さがあります。 ちなみにチャイコフスキーコンクール優勝者のプレトニョフや、タネーエフなど、多くの凄腕ピアニストのピアノソロ編曲版の楽譜があり、弾き比べをすると楽しめます。

2:モーツアルト「バターつきパン」



モーツアルトというとソナタやピアノ協奏曲などを思い浮かべる人が多いかもしれませんが、小曲も 作曲しています。 中でもユニークなのがこのバターつきパンで、楽譜を見てみればわかるのですが、右手はとても シンプルで指一本で演奏できるようなシンプルなものになっています。 ちなみ

に一音一音指で打鍵しても演奏できますし、慣れれば指を鍵盤に滑らせてグリサンド奏法を することもできそうです。 この曲がなぜこのようなタイトルになっているかは不明で、しかも作品番号が付されていない謎の 曲です。

3:フランク「天使のパン」



この曲は、ピアノ教師やオルガン奏者として生計をたてていたフランクが作曲した荘厳ミサ曲としてクリスマスの時期になると教会で演奏されることが多い傑作です。 ピアノは合唱団の伴奏として演奏されることが多いのですが、ソロ用の編曲楽譜も出ています。

決して派手ではなく、素朴なメロディーでありながらエレガントで透明な色彩感が感動的で、・ しっかりとペダルを多用して豊かな色彩を描き出すような演奏を心がけるのが望ましいです。 ちなみに ここでいう「パン」というと食べもののパンを思い浮かべると思いますが、キリスト教の世界では、パンはキリスト体を示していて、とても神聖なものなのです。
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