曲名と中身が一致しない迷惑なピアノ名曲ベスト3 | ショパンを弾くには?曲の難易度、曲目解説、ピアノの弾き方を解説



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曲名と中身が一致しない迷惑なピアノ名曲ベスト3

曲名は、その曲にふさわしいものを付けるのは一般に常識とされています。 しかし世界の名曲と呼ばれる曲のなかには、どう考えても曲名にふさわしくなく、 むしろ迷惑としか思えないような曲が存在します。

この事実を知らずしていざCDショップでCDを買ってみたら騙されてしまうことも あるでしょう。 CDショップ側は、決して騙してお客さんからお金をもぎとる悪意があるわけではなさそうですが 念のため、驚愕の事実を知っておいて損はないはずです。

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1:バッハ「イタリア協奏曲」



協奏曲といえばピアノ協奏曲などのように、オーケストラにピアノ伴奏が加わる形式の音楽です。 しかし、かの有名なバッハは、「イタリア協奏曲」というタイトルの曲を作曲しています。 これは1735年に出版された、クラヴィーア練習曲集第2巻の中の一曲で、もともと 2段鍵盤つきチェンバロに移し替える予定で作曲されたものです。

実際に聴いてみると、オーケストラの気配は全くなく、なんとピアノソロだったりします。 かなり拍子抜けしてしまうかもしれませんが、もしかしたらバッハは壮大なピアノ協奏曲の ような響きを表現したくてこのような曲名にしたのかもしれませんし、誰かが勝手に曲名を つけた可能性もありますが、依然として不明のままです。

2:ダンディ「フランス山人の歌による交響曲」



フランスの作曲家のダンディの曲なのですが、 交響曲というフレーズがついているにも関わらず、聴いてみると、ピアノ協奏曲風の曲だったり します。 交響曲であれば管弦楽によって演奏される原則4楽章の大規模な音楽なはずなのですが、 実際は3楽章しかありませんし、管弦楽の音響はあまり目立ちませんし、本来「フランス山人の歌によるピアノ協奏曲」と名付けるべきだったのかもしれません。

どうやらピアノと管弦楽による一楽章の曲を作り、後で残りの2つの楽章を加えて現在の形に なったそうですが、のどかな牧歌的な雰囲気はとっても魅力的です。

3:フリース「モーツアルトの子守歌」



子守歌ばかりを収録したCDが多数販売されていますが、その中でも比較的多く取り上げられる 名高い曲が、まさにこの「モーツアルトの子守歌」です。

もともとモーツァルトが作曲したと伝えられてきたわけですが、 偶然ハンブルクの図書館からこの曲の原稿が発見され、そこには 「ゴッタ―の子守歌、フリース作 1796年」と記載されていたことから モーツアルトではなくオーストリアの作曲家であるベルンハルトフリース作曲の子守歌であることが 判明しました。

実際にCDのジャケットにはモーツアルトの子守歌と記載されていながら、括弧書きでフリースと 添えられていることがあり「おやっ一体誰?」と思った人もきっと少なくないかと思います。 真実が判明したからには「フリースの子守歌」に改名すべきだと考える人は少なくないかと思いますが、 なんといっても長い間にわたってモーツァルトの子守歌として親しまれてきたわけですから、今から 改名したとしても世間の混乱を招くだけだという理由で、改名せずに放置しているのかもしれません。

こういった間違いは仕方のないことなのかもしれないですが、名曲であることは変わりなく、そして感動的 なのです。 ちなみに曲想は、幼い子供を寝付かせるにはうってつけですが、夜想曲すなわちノクターンという曲名でも、マッチしているのが大きな特徴です。

恋人との甘い夜、ひとりぼっちの寂しい夜・・・など夜といってもいろいろな夜がありますが、 幻想的な月や夜空を見つめながらひっそり聴いてみると心が安らぐでしょう。
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